
《18巻までの詳しいあらすじ》
《これまでのあらすじ》(※収録巻はシアターOM舞台版です)
【 勝 編 】
父の遺言によって巨額の遺産を1人で相続し、親族から身柄や命を狙われる小学5年生の男の子・才賀勝。追手から逃げる勝は、中国拳法の使い手・加藤鳴海と、人形使いの少女・しろがねに出逢う。
叔父に囚われた勝を命がけで救おうとする鳴海としろがね。2人の姿を見た勝は、自身も決断し、傷付きながらも厳しい戦いに立ち向かう。だが大爆発に巻き込まれ、勝を最後まで庇った鳴海は…左腕だけを遺して行方不明となる────。( 第1巻~第3巻)
【 サーカス 編 】
勝としろがねは誘拐事件を生還後もまた襲撃に遭うが、その際に出会った仲町サーカスと共に行動することに。2人は鳴海への想いを抱きながらも新しい生活を始める。(第4巻)
仲町サーカスが行く先々で様々な出来事に遭遇すると、新たなサーカスの仲間が増える増える!そんな彼らとの日々は勝としろがねにも、少しずつ成長と変化をもたらしていく。
すっかり賑やかになった仲町サーカスは、待望のサーカス公演開催を決め、いよいよの開演を待っていた。(第5巻~第7巻・第11巻・第13巻・第14巻)
【 からくり 編 】
────日本から遠く離れたフランス、パリ。勝を守って瀕死の重傷を負い、行方不明だった加藤鳴海が、なんと一命をとりとめていた!但し、左腕と一部の記憶を失い、左腕の代わりには奇妙な義手を付けて。
鳴海を救ったのは、自らを自動人形破壊者《しろがね》と名乗る医師、ギイ・クリストフ・レッシュ。ギイは、万能の霊薬である生命の水《アクア・ウイタエ》を用いて、大怪我だけでなく、鳴海を苦しめた奇病・ゾナハ病までも治癒したのだと云う。
ギイのもとで、突如として、驚異的な力を持ち人間を襲う自動人形《オートマータ》と戦うことを強要された鳴海。最初は反発するが、自動人形が子供達を脅かす事件に遭遇すると、子供達を救うため自動人形に立ち向かい撃破する。
しろがねの本拠地キュベロンを訪れ、ギイや最古のしろがねであるルシール・ベルヌイユから、しろがねと自動人形の因縁、生命の水、ゾナハ病などについて聴かされた鳴海。鳴海は、自らも人形破壊者として、ゾナハ病をばら撒く『真夜中のサーカス《ル・シルク・ドゥ・ミニュイ》』と戦うことを決意する。
そこへ、かつてルシールの村を焼き払った最強の自動人形『最古の四人《レ・キャトル・ピオネール》』の一人・アルレッキーノが現れ、その強さで鳴海を圧倒する!
アルレッキーノは、生命の水をつくることができる『やわらかい石』がしろがね達の手から消え行方知れずであること、しろがねと真夜中のサーカスの双方が、今も石の行方を追っていることを告げる。手掛かりはひとつの言葉「やわらかい石は、いい笑顔の者に」。
アルレッキーノは不敵な笑みを浮かべ「真夜中のサーカスは…探し方を見つけたぞ!」と言い残してキュベロンを去る。(第8巻~第9巻)
鳴海一行は全ての鍵を握るやわらかい石を探し、世界各地で自動人形と戦い破壊していく。そしてアメリカのゾナハ病治療施設・レイ疫病研究所でついに真夜中のサーカスに迫る手掛かりを掴んだ。(第10巻・第12巻)
【 一瞬の からくりサーカス 】
鳴海達は手掛かりをもとに中国へ向かうが搭乗した旅客機が自動人形に襲われる。激しい空中戦でギイが爆発から飛行機を守って海へと墜落…行方不明に。
のこる鳴海とルシールは旅客機を間一髪で不時着させたが、その場所は、サーカスの開演を今やと待っていた、勝としろがねがいる仲町サーカスの興行地!
突然の大騒動に乗客の救出作業にあたる仲町サーカスだったが、機内から自動人形が現れ勝としろがねに襲い掛かる!2人の危機を救ったのは…加藤鳴海!!
やっと巡り合った3人であったが、爆煙の中の一瞬の邂逅は互いを認識する間もなく、再び擦れ違ってしまうのだった────。(第14巻)
【 サーカス 編 】
飛行機不時着の一件の後、大怪我で倒れていた男が仲町サーカスに運びこまれる。男は、上空の戦いから海へ墜落したギイ・クリストフ・レッシュであった。ギイとしろがねは、会うなり再会の抱擁を交わして勝達を驚かせる。なんとギイが、かつて幼いしろがねを導き育て共に旅をしていたのだと云う。
しろがねを『エレオノール』と呼ぶギイと、彼を『先生』と呼び慕うしろがねを見て、不安を抱く勝。勝の様子がこれまでと違うことに気づいたしろがね。2人は、互いを、そして今も鳴海を想う気持ちを伝え合った。その2人の様子を見ていたギイは呟く…
「あなたの子のことは、安心してよ。ママン…アンジェリーナ…」(第17巻)
【 からくり 編 】
鳴海とルシールは中国へ到着。情報を求めて鳴海の中国拳法の師・梁剣峰を訪ねるもゾナハ病に冒された師父は失踪…。鳴海達は師父の娘・明霞(ミンシア)と共に行方を探す中で、梁師父が、かつてルシール達クローグ村の生き残りをゾナハ病から助け『しろがね』を生み出す元になった錬金術師・白銀(バイ イン)の子孫であることを知る。
尚も手掛かりを探して、不老長寿の泉があるという山へ入った鳴海達。泉を護るしろがねになった犬に導かれ、梁師父と再会。 師父は鳴海に、遠い昔の錬金術を学ぶ兄弟・白銀と白金(バイ ジン)の物語を読み聞かせ始めると、鳴海の中で知るはずのない白銀の記憶がよみがえる…。
────故郷から遠く離れたプラハで、錬金術を学ぶ白兄弟。彼らは貧しくも気高き女性フランシーヌに出逢い、兄弟の運命は同じ女性を愛したが故に大きく狂い出す。
教会で夫婦の誓いを交わした兄・白銀とフランシーヌ。だが直後に弟・白金は彼女を攫ってプラハから姿を消してしまう。白銀は全てを捨てて2人を探したが、長い旅の果てにフランスのクローグ村で見つけた弟の様子は変わり果て、妻は病に冒され村人達によって幽閉されていた。 白銀と白金はそれぞれ錬金術に没頭し、ついに万能の霊薬・生命の水を生む やわらかい石を完成させる。しかしフランシーヌは自ら炎に身を包み命を絶ってしまった…。
白銀はフランシーヌの髪を白金に託して彼のもとを去り、フランシーヌの面影を追い続ける白金は彼女の髪と自身が作った生命の水を使って、自分で考え動く『フランシーヌ人形』を創り上げた。そしてフランシーヌ人形を笑わせるために創った自動人形『最古の四人』を伴い、ルシール達 クローグ村の住民に惨劇とゾナハ病を撒き散らして見せる。しかしフランシーヌ人形は目の前の光景に笑うことはなく、落胆した白金は人形達を置いて去る。
残されたフランシーヌ人形は、白金の資料から錬金術を学んで疑似体液を創り『最古の四人』を再び目覚めさせ、願う。
「わたくしが笑える方法を共に見つけておくれ」自動人形の『真夜中のサーカス』が動き出した。
一方…ゾナハ病のせいで死ぬことも動くこともできず何年も苦しみ続けるルシール達クローグ村の生き残りのもとに一人の錬金術師が現れる。それは年老いた白銀であった。彼は『しろがね』と名乗り、自らが作った生命の水で村人を病から救う…だが同時にその生命の水はルシール達 生き残りを、白金の残した自動人形を滅ぼさんと憎む白銀の意思と記憶が溶け込んだ人形破壊者『しろがね』にしたのだ──。(第9巻・第15巻~第16巻)
すべて因縁の始まりを知った鳴海達。そこへ最古の四人の一人・パンタローネと配下達が襲ってくる。梁師父はゾナハ病に冒されながらも、生命の水の泉を自動人形の手から守るため、自らの命をもって爆破、パンタローネは爆発よりからくも脱出する。(第15巻~第16巻)
立ち去ったパンタローネの匂いを犬のしろがねが追い、鳴海達はサハラ砂漠でついに自動人形の本拠、真夜中のサーカスに辿り着く!鳴海・ルシール・ミンシアは、世界中からサハラ砂漠へ集結した人形破壊者しろがね達やフェイスレス司令が率いるしろがね-O達と合流し、約3万人のしろがねが真夜中のサーカスの巨大なテントを包囲!
ルシールからしろがね達に下された使命は『明日の真夜中まで自動人形共を足止めすること』そこでフェイスレス配下が真夜中のサーカスにゲームを持ち掛ける。
最古の四人の一人・ドットーレがそれに応じ『自動人形 と しろがね、双方20人ずつを選出し、5対5で戦って生き残りの数を競う』地獄のステージを配下の亡骸と共に突き付けてきた!
しろがねから選ばれた、ルシール、ファティマ、ロッケンフィールド、ティンババティ、ダール、トーア、イワノフ、しろがね犬、加藤鳴海の9名 にミンシア、そしてフェイスレス達しろがね-Oの10名が、フランシーヌ人形と最古の四人が待ち受ける巨大なテントに突入していった。(第17巻)
数多の自動人形の観衆に埋め尽くされたテント内で激しい戦いのリングが幕を開ける!
第1試合はしろがね-Oチームが快勝するかに思われたが、自動人形の5人目メリーゴーラウンド・オルセンの前にまさかの5人抜きで逆転負け。
続く第2試合に登場した鳴海は、まず強敵オルセンを撃破。そして傷を負いながらも1人で3人抜きを果たす大活躍を見せる。
一方、ルシールは1人リングを離れ、真夜中のサーカスの占い師であり、元しろがねのアルメンドラと再会。アルメンドラから意外な事実を聞く。それは、しろがね達の宿敵フランシーヌ人形のモデルとなった女性・フランシーヌが、ルシールの伯母にあたること。ルシールの娘・アンジェリーナの姿がなぜか宿敵と瓜二つな理由も、フランシーヌとの血縁関係によるものだったのだ。
2人のもとへ、ルシールを探しに来たミンシアとファティマが合流。ルシールはこのテント内で唯一の人間であるミンシアがゾナハ病に倒れるのを防ぐべく、生命の水が溶け込んだ己の血をミンシアに飲ませる。ミンシアは生命の水の力を借りることに反発するが、ファティマの言葉を聞き、自動人形との戦いへ覚悟を新たにする。
第二試合のリングに駆け付けたミンシア・ファティマ。連戦の鳴海を休ませ、自動人形アクロバット・ブラザーズにタッグバトルで挑む!女だと甘く見る自動人形の隙を突いたミンシア、ファティマと彼女の縣糸傀儡スピネッティーナの活躍によって、見事に第2試合はしろがね側の勝利となった。
しかし勝利のムードも束の間、ゲームの進行を取り仕切るドットーレが、第3試合は新しい舞台へ行くと云うや否や、なんと舞台の丸盆ごと鳴海達は落下させられてしまう。
落ちた先は、バーのような空間。自動人形から、突然ゲームのインターバルを申し入れられる。果たしてその真意は…?(第18巻)

