STORY
13巻までの詳しいあらすじは、こちらをクリックしてご覧ください。

少年・才賀勝は、父の死をきっかけに
180億円の遺産を相続し、突如として命を狙われることに。
彼を守るために現れたのは
銀髪の美女・しろがねと、拳法家の青年・加藤鳴海。
3人の出会いが、世界の運命を変える戦いの幕開けとなる。
彼らの前に立ちはだかるのは、「ゾナハ病」と、
それをばらまく謎の存在・自動人形(オートマータ)。
呼吸もままならぬ発作と、笑わなければ死に至る奇病に、
世界は静かに蝕まれていた・・・
仲間との絆。
サーカス団で交わす約束。
明かされていく過去と秘密。
そして
“笑顔”の裏に隠された真実。
交差する運命と絆の先に、
“人が人である意味”が問われていく。
人と人形、そして人の心の物語――
これは“笑顔”をめぐる壮大な冒険の記録。
『からくりサーカス』用語集!
【しろがね】

自動人形(オートマータ)破壊者の総称。特殊な懸糸傀儡(マリオネット)を操る。 常人ならざる強い生命力と長い寿命を持ち、目的を全うするためなら時に非情な手段もとる。 彼等は恐るべき奇病『ゾナハ病』にかかった後『生命の水(アクア・ウイタエ)』と呼ばれる万能の霊薬を飲み、 病から脱した者達である。しかし『生命の水』によって自動人形の破壊という使命と人形を操る術を植え付けられた。 世界で最初にゾナハ病が発生したクローグ村の人々に『生命の水』を与えて消えた白衣の男の名をとり、 彼等は自らを『しろがね』と呼ぶ。そして、少年・才賀勝を護る操り人形使いの少女の名もまた『しろがね』である。
【ゾナハ病(Z.O.N.A.P.H.A. Syndrome)】
正式名称「他者の副交感神経系優位状態認識における、生理機能影響症」と呼ばれる謎の奇病。 自動人形の疑似体液や、真夜中のサーカスが撒き散らす銀の煙が人間の体内に入ることで発症する。 発作が起こると呼吸困難と全身に激痛が生じ、患者が他者を笑わせることで発作は緩和できる。 そのため『人を笑わせないと死に至る病』と認識されているが、死亡するのはゾナハ病のみではなく 他の要因が重なった場合である。ゾナハ病そのものが進行するとやがて体は硬直し、その場を動けずに 呼吸困難と激痛の発作が続いたまま死ねなくなる。万能の霊薬『生命の水(アクア・ウイタエ)』を飲むことで治せるが...。


【懸糸傀儡(けんしくぐつ)】
自動人形破壊者(しろがね)が戦いに用いる強力な人形。
糸を使い操作する。人形ごとにそれぞれ固有性能を持つ。
【自動人形(オートマータ)】
18世紀に生み出された『自分の意思で動き、考える人形』。 『生命の水』を模した『擬似体液』という水銀の様な見た目の物質で活動しているが、 機能維持のために人間の血液を摂取する。人間の運動能力を遥かに超え、耐久面にも優れており 通常の拳銃数発程度では行動不能にはならない。自身の外見や性能を改造する個体もある。

【生命の水(アクア・ウイタエ)】

全ての病に効き長寿を約束すると云われる、万能の霊薬。 バラのような香りを放ち、赤味がかった銀色の液体である。 人形にさえ生命と意志を宿すと云い、自動人形の中で唯一『フランシーヌ』はこれを用いて創られた。 多量になると人間をも溶かす溶解液になり、溶けた者の記憶や心を保存する。 飲んだ者は、血中に生命の水が含まれ、病を治すだけでなく、強い生命力と長寿を得る。 外見上も変化が見られ、瞳と髪が銀色になる。体に変化がある一方で、溶けた者の記憶や意志に強く影響される。 『自動人形破壊者(しろがね)』は旅の錬金術師・白銀が溶けた水を飲んだため、ゾナハ病から脱すると同時に 彼の遺志に支配され、自動人形を嫌悪、敵対している。 ギイによって生命の水を与えられた鳴海には、何故か、しろがねの特徴があまり表れていない。
【柔らかい石】
錬金術の究極の形のひとつであり到達点。
現代で新たに精製出来る者 は見つかっていない。 赤く輝き、質感は柔らかく、人肌程度の温度を持つという不思議な石。 石の一片で直接働きかければ鉛を黄金に変え、清浄な水を変化させると、万能の霊薬『生命の水(アクア・ウイタエ)』を 生じる。
しかし空気中では蒸発するため、『しろがね』達に与えられた石はルシールの娘の体内で保存されていたが、 娘の死後は行方不明に。
『しろがね』と『真夜中のサーカス』双方がその行方を探している。


【真夜中のサーカス】
最初の自動人形『フランシーヌ』を首領とした自動人形達の集団。『フランシーヌ人形を笑わせる』方法を探し続けている。 人形自身が稼動し続けるために人間を襲い、また世界各地で『ゾナハ病』を撒き散らす。 『人形破壊者(しろがね)』とは約200年にも渡り敵対関係にある。

